オーストラリアと日本の休暇制度の違いと現実!病欠用の有給休暇がある優しい国

皆さんこんにちはララビーです。

先日風邪を引いた時に個人休暇(Sick Leave)と呼ばれる有給休暇をいただいたのですが、日本にはそんな休暇はなかったなと思ったのでオーストラリアの休暇制度と日本の休暇制度についてもう少し詳しく調べてみたので皆さんと共有して行きたいなと思います。

実際の有給休暇を取るまでの流れはまた別の記事に記載しましたので興味がある方は読んでみてください⇩

あわせて読みたい
風邪で取得できるオーストラリアの有給休暇!PCR(コロナ)検査もしてきました【レポート】 オーストラリアでは、年次有給休暇とは別に風邪で仕事を休む時にもらえる個人有給休暇(Sick Leave)というありがたい有給休暇制度があります。 以前風邪を引いた時にその有給休暇を取得したので、今回はその流れを説明していきたいと思います。 また、その時PCR検査もしてきたのでその時の体験談も合わせて書いこうと思います。

オーストラリアで風邪を引いた時に取る有給休暇とその他の休暇制度

日本で風邪を引いたら会社によっては有給休暇をもらいますよね。(場合によってはボーナス減給とかですかね?)

でもその有給って年次有給休暇(Annual Leave)から引かれるんですよね?

え?だってそれ以外に有給休暇なんてあるの?

あるんです。
オーストラリアでは日本にあるような年次有給休暇に加え、病気やケガをした時に申請できる有給休暇があるんです!

これを個人休暇(Sick Leave)と言います。
会社によってPersonal leaveやCarer’s Leaveなどと呼ばれることもあります。

ちなみにオーストラリアでは、年次有給休暇は年に4週間、個人休暇(または介護休暇)は年に10日間もらうことができます。

日本の年次有給休暇は6か月以上勤務かつ8割以上出勤している人に対して基本的に10日間、長期勤続していけば日数が増えていくシステムです。

オーストラリアに比べると年次有給休暇の日数は少なめですね。

さらにオーストラリアには、それらの有給休暇とは別にさまざまな休暇があります。
長期間その会社で働いている場合のみ有給日数が積みあがっていく『長期就業休暇』、家族が致死的な怪我や病気、また死亡してしまった時に申請できる『忌引き休暇』、子供の出産・育児のために申請する『育児有給休暇』、自然災害に対応する緊急ボランティア活動、消火・救護などの自治体活動、動物保護活動に参加するのための『無給地域活動休暇』というものもあります。

つまりまとめると、

  1. 年次有給休暇(4週間/年)
  2. 個人休暇・介護休暇(10日間/年)
  3. 長期勤続休暇(+1.5週間/年※長期働いている者に限る
  4. 忌引休暇(2日/年)
  5. 育児有給休暇(12週間/年)
  6. 無給地域活動休暇(10日/年)

こーんなにあります。

しかも嬉しい有給

では、日本の制度はどうなのでしょうか?
次の章でお話していきますね。

日本の休暇制度と現実

オーストラリアにはたくさんの有給制度があるという話をしましたが、実は日本にもいろいろな休暇があるのです!

労働基準法で定められた『法定内制度』と会社内で独自に決めて良い『法廷外給料』があります。

このような種類があります⇩

法定内休暇法定外休暇
  • 年次有給休暇
  • 生理日の休暇
  • 産前産後の休業
  • 子の看護・介護(休暇)
  • 育児・介護(休業)
  • 裁判員休暇
  • 誕生日休暇
  • リフレッシュ休暇
  • 夏季休暇
  • 教育訓練休暇
  • 私傷病休暇
  • 病気休暇
  • 慶弔休暇
  • ボランティア休暇

なんだ、日本にもたくさんあるじゃんー♪

そうなんです。

さらに言うと、父親の育休に関しては、世界トップクラスの制度。

ユニセフ 有給休暇
画像:nippon.conユニセフ

しかし、ユニセフの調査結果では、実際に育児休暇を取得している人はたったの5%だったそう・・・。

制度が良くても、実際に取れるか取れないかは別の話ということ。

また生理休暇に関してはそもそも初めて聞きましたし、有給になるか無休になるかは法律で定められていないそうです。
もう一つ言うと法定外休暇に関しても、その制度を定めるか定めないか、有給にするか無休にするかは会社が定めることです。

つまり、ブラックカンパニーにお勤めのあなたなら、これらの休暇が実際にもらえているのか否かはもうお分かりですね・・・?(笑)

実際に私が日本で働いていた時は、年次有給休暇でさえも消化0日だった時があります。
それでもブラックカンパニーでは無く、割とちゃんとしている方だったんですよ?

そしてその溜まりに溜まった有給休暇、退職時に申請・・・・・しなかったんです。

その時私は初めて正社員として働いていた職場だったので

「あの人、退職時に有給消化するんだって、ズルいよねー。」

と言っている先輩達の話を聞いて、

「(そっか、『有給消化=ズルい事』なのか!)」

なんて思い、そんなズルい人になりたいとは思わなかったので申請しようという考えさえもありませんでした(笑)

いやぁ、純粋過ぎました。実にもったいない。

皆さん、せめて退職時には有給申請してから退職しましょうね(笑)

有給制度自体はたくさんあるので、会社によってはちゃんと有給もらえる会社はあるのでしょうが、私のようにもらえない会社や有給申請=悪という環境のせいで有給休暇が取りずらい、また人で不足のために取れないという人達の方が多いのではないかなぁいうのが個人的に感じる日本の印象です。

皆さんはどうですか?

オーストラリアと日本の有給消率と実際の状況

先ほど日本は有給が取得できないということに関してお話しましたが、実際の調査結果があります。

日本人の有給休暇取得率3年連続最下位
画像:https://welove.expedia.co.jp/infographics/holiday-deprivation2018/

日本は3年連続で最下位。有給消化率はたったの50%です。

そしてこの調査結果によるとオーストラリアも実は下から2番目なんです。

これは意外な結果でした。

しかし、オーストラリアはワースト2位と言えど、有給休暇取得率は70%
最下位である日本との取得率の差はなんと20%もありますね。

実際にオーストラリアで働いてみても、『日本より有給や個人休暇を使っている人が多い』と感じます。

私の働いているオーストラリア企業でも、社員半数以上が有給を使っているしその有給期間も数日とかではなく結構長いです。

また、父親の育児休暇を取っている人もいました。

妻の出産のため、急に会社を休んだ社員がいたのですが、また戻って来てから引き継ぎなのして落ち着いてから育休とるのかな?と思いきや、そのまま1か月以上戻ってこなくて驚きでした(笑)

他にも、実際に私が申請した病欠での個人休暇も取りやすい環境ですし、自分の引っ越しの予定や家族の病院のお見舞いで休んだり、子供の学校の送り迎えのために遅刻や早退しているのも良くみかけるため、個人の状況に対して柔軟に対応してもらえる印象があります。

有給休暇取得率ワースト2位のオーストラリアでも、日本との20%の差はかなり大きいようです。

まとめ

オーストラリアと日本の制度の違い、と実際の状況についてわかっていただけたでしょうか?

個人的にはオーストラリアの有給休暇取得率が下から2番目というのにはかなり驚きました。
それでも日本に比べると有給休暇が取得しやすい傾向にあるようですね。

日本も制度的には様々な休暇制度があるのは良い事ですが、せめてその休暇がもう少し取りやすい環境になって欲しいものですね。

日本と海外の働き方の違いや文化などに興味がある方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね⇩

あわせて読みたい
オーストラリアの仕事に対する考え方って?日本との働き方の違いはこんなとこ! 日本人と言えばよく働くというのは私たちも良く聞きますよね。仕事は1番、プライベートは2番、みたいな考え方が根底にあるからなのかもしれません。オーストラリアでの働き方は逆にプライベート1番、仕事2番、というような感じがあるなぁと思います。仕事の丁寧さや良く働くところなど、日本人の素晴らしいところを残しつつ、オーストラリアの良いところを取り入れられると良いですよね。
あわせて読みたい
私が感じる外国人との小さな感覚の違い!オーストラリア人との出来事3選 外国に住むと文化や習慣や言語の違いに戸惑う事ってありますよね。今回は「え?こんなこと?」と思うほど些細なオーストラリア人と日本人の感覚の違いについて3つご紹介します♪
あわせて読みたい
オーストラリアの仕事開始までの流れの違いを日本と比較してみた 今回はオーストラリアで仕事をする際の流れの中で日本と少し違うなぁと思った部分についてご紹介していきます。 これからオーストラリアワーホリや語学留学に行って仕事もしてみたい!と思っている人は参考にしてみてくださいね。

やっぱり日本人は頑張り屋さん。
今日も頑張った自分をほめてあげてください。一日お疲れ様でした。

それではまた!
さよなラビー🦘

ブログランキング参加中!一日一クリックお願いします⇩

こちらも応援お願いします⇩

よかったらシェアしてね!
URLをコピーする
URLをコピーしました!

コメントはここから⇩

コメントする

閉じる